断崖絶壁

この地域一帯は、1500万年前頃に漸深海帯とよばれる深い水深に海底扇状地が形成されていた。この地域の地層は、浅海域で堆積していた礫や砂が再び混濁流として、さらに深部へ流れ下り堆積してものである。このような混濁流によって形成された砂岩と泥岩が互層する地層をタービダイトとよんでいる。十六島は、岩海苔の産地として有名である。釜浦海岸には、特定植物群落である「釜浦海岸のホソバワダン群落」がある。

この十六島地域は、十六島海苔(うっぷるいのり)の産地として県内外に知られたところである。この海食崖の奥や写真を撮った場所の下にも海苔島がある。島とは呼ぶが、岸辺の岩場である。そうした海苔島が十六島には20ヶ所以上あって、冬は立ち入り禁止となる。

次の写真は、海食崖へ降りる道であるが、その先の海の中に見える平島も海苔島の一つである。メバルの大型やワカナ、アオリイカなどが釣れるそうで、冬以外は釣り人立っていることが多い。

海食崖への下り坂

 

十六島周辺のジオ学習。

十六島鼻の海食崖は、十六島鼻にある風力発電の風車の下に駐車場(16台)がある。ここは十六島風車公園となっており、風車の下にトイレも整備されている。風車から西へ約120mのところに、写真のような看板があり、その左側(写真中央部)から海岸へ降りていく道がある。

 

海食崖へ降りる入口

 

これをさらに120mほどくだると、次の写真の別れ道にくるので、右側の橋を渡って30mほど進むと左手に海食崖が望める。左に行くと海食崖の真下に出るが、落石が大変危険なので、行かないようにしてもらいたい。

 

右が展望場所へ、左が海食崖へ