権現山洞窟

大きな目のような洞窟
中海と日本海を結ぶ境水道北側に位置する海食洞窟に残された縄文遺跡。1936年に発掘調査がなされた。流紋岩に幅8〜9m、奥行3〜4mの海食洞窟が開口している。出土遺物は、縄文土器(縄文時代後期)・石鏃・ヤス・貝類・獣骨などがある。貝類には、サルボウ・オホノガイ・バイ・カワニナなどがみられる。「権現山洞窟住居跡」として国指定史跡となっている。

権現山洞窟

ほぼ正面に洞窟
国道431号沿いで美保関の森山郵便局から東へ約150mで細い脇道を30mほど入ったところにあります。落石の危険があるため、崖の上に注意し、中へ入ったりしないようお願いします。
下記の写真の右側の山すそのあたりから左に30mほど入ると進行方向右手にあります。写真の左側にうっすらと洞窟が見えています。
未来の子供たちが現在の私たちと同じように、今の美しい自然環境を利用できるようにするためにも、著しい環境の改変につながるような動植物や岩石等の採取等の自然環境の破壊は厳に慎んでください。

権現山洞窟