玉造温泉は「出雲国風土記」に、「一たび濯(すす)げば形容端正(かたちきらきら)しく、再び沐(ゆあみ)すれば万病悉(ことごと)く除(い)ゆ」とあり、「神の湯」と呼ばれていた。広く一般に利用されるようになったのは、大正末ごろからのようである。42℃以上の泉源が、10数本あり、泉質はNa・Ca-硫酸塩・塩化物泉である。玉造という名の由来は、人々が花仙山で産出する良質の青瑪瑙を使って玉造を生業としていたことに由来している。

(写真は玉造温泉街を流れる玉湯川にかかる まがたま橋)

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玉作湯(たまさくゆ)神社

『出雲国風土記』意宇郡に記されている神社。『延喜式』では、「玉作湯神社」とともに「同社坐韓国伊太氐神社」があり、後者は「由宇社」に比定されている。鎮座地の花仙山一帯はメノウの産地で、出雲地方における古代からの玉作の中心地とされ、弥生時代末期に始まる玉作遺跡(国指定史跡「出雲玉作遺跡」)が多数分布する。現在は、縁結びのスポットとして人気がある

玉造温泉は、一度湯に使って体験ください。玉湯川には河川敷に足湯がいくつも整備されていますので、のんびり足湯も良いですよ。

未来の子供たちが現在の私たちと同じように、今の美しい自然環境を利用できるようにするためにも、著しい環境の改変につながるような動植物や岩石等の採取等の自然環境の破壊は厳に慎んでください

玉造温泉の場所(Googleマップ)

玉造温泉ゆ〜ゆ

玉造温泉公式サイト