主に水の働きでできた地層

美保の地形図

観察地点をクリックしてね!

地形図の色分けは高さ50メートルごと

美保の地質図

主な特徴

美保の地層は、新生代新第三紀の牛切層(1450万年前~1400万年前)の礫岩、砂岩の層からできています。牛切層は、全体的には砂岩・泥岩の互層が中心ですが、層の下部には人頭大の円礫をたくさん含む礫岩の層があります。島根半島の褶曲運動は牛切層の堆積時にからはじまった可能性が高く、このあたりはちょうど褶曲の背斜部分にあたりました。そのため、海底で水平に堆積したはずの地層が、ほぼ垂直に立ち上がっています。(とてもめずらしい場所です)美保の周辺の地層の傾きと比較してみるとおもしろいと思います。