島根半島・宍道湖中海ジオパークとは

ジオパークってなに?

ジオパークは、地球の貴重な「地質・地形の宝物」と地域の「自然・歴史文化・生物多様性」を守り、そして学ぶことで、100年後、1,000年後の人々も、安心して暮らせる環境づくりに産学官民が一緒になって取り組む地域です。

島根半島・宍道湖中海ジオパークでは何をしているの?

ジオパークでは、私たち人の暮らしている地域の「大地の物語(ジオ)」とそこに生きている「動植物(エコ)」、そしてそれらと人の「生活・歴史・文化・産業(ヒト)」との関わりを学び、楽しむことができます。

人々が、ジオ・エコ・ヒトのつながりを知り・学ぶことで、自分たちが暮らす地域に誇りを感じ、気候変動や自然災害への意識と理解を高め、持続可能な地域社会を作ることが、ジオパークの目的です。

古代より松江・出雲地域に暮らす人々は、数千万年前にアジア大陸から切り離され、度重なる地殻変動によって出来た大地と向き合い、特徴的な歴史や文化を生み出してきました。
自分たちが暮らす大地の特徴を知ることは、これからの未来、この大地とどう付き合うのかを考えるヒントになります。
島根半島・宍道湖中海ジオパークでは、『大地と人のつながり』を地域住民など多くの人に伝えることを通じて、自分たちが暮らす地域に誇りを持ち、この地域を守っていくという意識を高める取り組みを行っています。

世界のジオパーク

ジオパークは、2004年よりユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が支援し世界で始まり、2015年11月にはユネスコの正式プログラムとなりました。ユネスコに申請し認定されることで、ユネスコ世界ジオパークを名乗ることができます。

2021年4月現在、世界44か国169地域において、ユネスコ世界ジオパークが存在します。

 

 

ユネスコ世界ジオパークパンフレット日本語版(日本ジオパークネットワークのホームページに移動します)

ユネスコ世界ジオパークパンフレット英語版(ユネスコのホームページに移動します)

ユネスコ世界ジオパークのホームページ(英語)へ(外部リンク)

世界ジオパークネットワークのホームページ(英語)へ(外部リンク)

日本のジオパーク

国内には、日本国内だけで限定的に認定される日本ジオパークも存在し、ユネスコ世界ジオパークと同様の活動を進めています。

島根半島・宍道湖中海ジオパークは、平成29年12月に日本ジオパークとして認定されました。

2023年5月現在、日本国内に46地域の日本ジオパークが存在し、その内10地域が世界ジオパークに認定されています。

日本ジオパークネットワークのホームページへ(外部リンク)

島根半島・宍道湖中海ジオパークについてもっと知ろう!