ラムサール条約と宍道湖・中海

宍道湖と中海は、2005(平成17)年11月に湿地の保全と賢明な利用を進めることを目的とした条約であるラムサール条約の登録湿地となった。この条約では登録のためのさまざまな基準が設けられおり、宍道湖や中海は、①水鳥が2万羽以上利用する、②水鳥一種の個体数の1%以上が利用するといった項目が登録基準を満たしてしている。
また、ラムサール条約では、湿地の自然や生き物を護りながら未来にも湿地の恵みを受け継がれていけるように、湿地を適正に利用していくことが条約認定の一つの条件になっている。このことを、「ワイズ・ユース(Wise Use)」といって、日本語では「賢明な利用」と呼ばれている。
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宍道湖