景勝地に恵まれた大社湾岸

稲佐の浜から日御碕にかけては、急崖をなす岩石海岸がつづく。岩石は、黒色頁岩と流紋岩の火山砕屑岩を主体として、さらにそれらを貫く粗粒玄武岩よりなる。流紋岩の火山砕屑岩は、熱水変質作用によって赤色になっている所もあり、赤石鼻のように地名にも使われている。周辺には特定植物群落である「大社海岸クロマツ林」「大社海岸の砂丘植生」がある。

筆投島(ふでなげじま)は、ひろげの浜からおよそ200mにある日御碕海岸展望所から見える。平安時代に画聖と呼ばれた巨勢金岡(こせのかなおか)が、この島を描こうとしたが、その美しさを描ききれず、ついにその筆を投げ、島の絶景を讃えたことから、筆投島と呼ばれるようになったと伝えられている。

くじら石

展望所の直下の海の中には、くじら石と呼ばれる大岩がある。江戸時代に大社に松江藩の鯨方がおかれて鯨漁が行われていた一帯なので、ちなんで名付けられたと思われる。

追石鼻からの景色

日御碕が近い追石鼻(おいしばな)には、遊歩道が整備されており、ここも大社湾岸の景色が楽しめる。大社湾岸は釣りも盛んで、青物や底物など季節を問わず釣り人が絶えないところでもある。

追石鼻の景色

 

大社湾岸(筆投げ島周辺)のジオ学習サイト。

大社湾岸は稲佐の浜から日御碕までの海岸で、途中に大きな展望所が二つとひろげの浜に駐車場があります。その他の場所でも、車が1〜2台止められて展望できる場所があります。カーブの多い道路ですので、運転にも徒歩、自転車等での通行にも十分注意をして、美しい景色をお楽しみください。

Googleマップでは、こちらから地図をごらんください。

https://goo.gl/maps/eVvuvBshEN12