天然記念物マガンとヒシクイ

マガンは、現在では2,500~3,000羽が渡来しており、宍道湖西岸一帯は、西日本唯一とも言えるマガンの越冬地である。
ヒシクイは、約300羽がシベリアから渡来しており、日本海を一気に超えて渡来することが分かっている。
また、出雲平野の東は、標高が低いため斐伊川によって洪水氾濫がくり返されてきた。江戸時代に斐伊川の流路を人工的に変更させ、洪水で運ばれた土砂を宍道湖の干拓に利用した、いわゆる川違えとよばれる土木工事が継続的に行われた。現在、この場所には水田地帯が広がっており、渡り鳥の重要な飛来地となっている。
写真はマガン
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ヒシクイ
マガン2羽飛び立ち