津ノ森の弥生時代のシジミ

白い殻が弥生時代のシジミ
松江市西部の大野町から大垣町(一畑電鉄津ノ森駅から高ノ宮駅)沖の湖底下1mには、殻長が3cmもある大型のヤマトシジミを含む貝殻密集層が存在する。ヤマトシジミの貝殻の年代は、今から約2000年ほど前の弥生時代前期を示すとされ、この密集層からは現在の宍道湖では見られない汽水性の二枚貝であるヌマコダキガイが産出している。

西長江の浜の弥生時代のシジミ

西長江の浜
弥生時代のシジミは、冬に宍道湖に吹く強い西風にあおられて、松江市西部の大野町から大垣町(一畑電鉄津ノ森駅から高ノ宮駅)沖から西長江の浜に、数多く打ち上げられる。
次の地図は津ノ森駅から西長江の宍道湖岸へ行くルートです。
未来の子供たちが現在の私たちと同じように、今の美しい自然環境を利用できるようにするためにも、著しい環境の改変につながるような動植物や岩石等の採取等の自然環境の破壊は厳に慎んでください。