湖の恵み「宍道湖七珍」

四季折々の味覚を豊富に産する宍道湖の代表として、白魚、あまさぎ、すずき、鯉、えび、蜆、鰻の七種の魚介類が「宍道湖七珍」として取り上げられている。

白魚は酢味噌、あまさぎは照焼、すずきは奉書焼、鯉は糸づくり、えびは煮付け、蜆はしじみ汁、鰻は蒲焼きがその代表的な料理法とされているが、すべての品を取り扱う店は多くなく、近年は宍道湖七珍が手軽に味わえなくなってきている。その理由の一つに、あまさぎやシラウオなどの漁獲量が減少していることがあげる。これらの魚種は北方系の魚種で、宍道湖が生息地の南限であることから、地球温暖化の影響等も考えられている。

写真はシラウオ

  • 生物・生態サイト

ワカサギ

ヨシエビ

ウナギ