瀬崎の崩落火道

大きな溶岩の火道
瀬崎港の北の半島部には安山岩ないし玄武岩質火山の火山角礫岩が広く分布する。そのなかで、幅約5mの安山岩よりなる大小の角礫が密集した岩塊は特徴的な産状を呈している。周囲との侵食状況から、岩塊のもともとの形状は円柱状に貫入した溶岩であったとみられる。角礫の間隙はメノウで充填されていることから熱水の活動の影響を受けた様子もうかがわれる。

瀬崎の崩落火道

左側に崩落火道

メノウ脈
周辺の土砂崩れで、瀬崎の崩落火道には行くことができません。危険ですので近寄らないでください。
未来の子供たちが現在の私たちと同じように、今の美しい自然環境を利用できるようにするためにも、著しい環境の改変につながるような動植物や岩石等の採取等の自然環境の破壊は厳に慎んでください。