近年確認されたイズモサンショウウオ

イズモサンショウウオは、2021(令和3)年に新種として発表された小型のサンショウウオで、出雲市及び松江市の大部分、雲南市北部、安来市の一部に生息しており、島根半島の日御碕灯台付近の海岸近くでも確認されている。尾の下部に黄色な線を持つことなどが特徴とされており、幼生は流れの緩やかな水田の水路などに生息する止水性のサンショウウオである。

サンショウウオの仲間には、最終氷期以降の海岸線の変化に応じた分布を示している報告があるが、イズモサンショウウオについては、地質地形との関係の詳細は不明である。

写真はイズモサンショウウオ

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イズモサンショウウオ

ヒダサンショウウオ