出雲地方散居集落の唯一無二の佳景

築地松（ついじまつ）は、出雲平野散居集落の民家の北・西側に植栽したクロマツを、きれいに刈り込んだ世界的にも特異な屋敷林である。築地とは土塁を意味し、屋敷を北西の季節風から守るほか、河川氾濫時の治水の役割も大きく、出雲平野の歴史や風土と密接な関連を持つもので、ジオパークとしても注目される。

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