加賀の潜戸鼻
層状の軽石層を貫く安山岩の貫入岩
加賀の新・旧潜戸として知られる海食洞のある潜戸鼻には、約1300~1400万年前の安山岩の火山活動でできた火山砕屑岩とそれを貫く貫入岩が分布している。また、ここでは水底火山が堆積物と接触してできた多様な現象が観察される。潜戸鼻北端は白色の軽石層が層状をなしており、美しい景観を呈している。崖の周辺はオーバーハング状に侵食が進んでいるため、たいへん危険であるので注意が必要。
【カテゴリー】
〇島根半島エリア(ジオヘリテイジ)
・探検サイト(探訪サイトに準じるが、特別な経験やガイド者の同行、装備が必要な場合など、現状としてある程度の困難が伴う地点)