嫁ヶ島
嫁ヶ島は宍道湖に浮かぶ唯一の島として知られる。約1000万~1200万年前(松江層の時代)に活動したアルカリ玄武岩よりできている。嫁ヶ島玄武岩と同質の玄武岩は、乃木付近の丘陵地を形成するなど、市内に広く分布している。島の周囲には、松江藩の時代に考案されたとされる来待石でつくられた「如泥石」が波除のための設置されている。嫁ヶ島を含む宍道湖の夕日は絶景スポットとして、日本夕日百選に選定されている。
【カテゴリー】
〇宍道湖中海低地帯エリア(ジオヘリテイジ)
・眺望サイト(アクセスが困難又は容易でないジオサイトについて、眺望し学ぶ地点)
嫁ヶ島を正面から望める場所は、夕日スポットとして整備されており、駐車場やトイレもあります。週末の夕日は観光客とカメラマンでとても賑わいます。
夕日スポット
夕日スポット
未来の子供たちが現在の私たちと同じように、今の美しい自然環境を利用できるようにするためにも、著しい環境の改変につながるような動植物や岩石等の採取等の自然環境の破壊は厳に慎んでください。