出雲国風土記には神門川(かむどのがわ)

神戸川は女亀山めんがめやま(標高830.3m)を源流とし、流長82.4km、流域面積471.3㎢で、かつては島根県管轄の2級河川だったが、現在は斐伊川ひいかわと斐伊川放水路でつながり、全域が1級河川斐伊川水系に編入されている。上流部には三瓶火山があり、三瓶山が噴出した火砕岩が神戸川の中・下流の谷を埋積した跡が残っている。火砕岩は徐々に下流へと運ばれ、大量の土砂を平野にもたらす結果となっている。出雲国風土記では神門川かむどのかわと表記され、アユ、サケ、マス、ウグイが生息していると書かれている。

【カテゴリー】

〇宍道湖中海低地帯エリア(ジオヘリテイジ)

・探訪サイト(ジオヘリテイジについて探訪し、学び、教育・研究活動をすることのできる地点)

神戸川、斐伊川の治水の歴史などが学べる斐伊川放水路事業記念館から神戸川を遠望できる久奈子神社(展望場所があります)までの約2.5kmのルートを示しています。

未来の子供たちが現在の私たちと同じように、今の美しい自然環境を利用できるようにするためにも、著しい環境の改変につながるような動植物や岩石等の採取等の自然環境の破壊は厳に慎んでください


斐伊川放水路事業記念館


館内の展示