ガイド団体

出雲国ジオガイドの会

当ジオパークの認定ガイドが集まって2020年4月にできたガイドの会です。メンバーは現在39名。主に島根半島部を中心としたガイドを行なっています。島根半島には約５０もの浦があり、古来より半島の海苔は絶品とされ、美味しいブリやアマダイ、岩ガキなど漁業資源にも恵まれています。そこで暮らす人々はおよそ１００年前までは、漁に出る時はいつも、嵐に備えて２食分の弁当を携えて海に向かっていました。そんな暮らしでしたから安全と豊漁への祈りは日々欠かせないものでした。半島には四十二浦巡りという巡礼の旅があります。大陸分裂から日本海拡大の変化に富んだ地形の中、奇岩や島の上に鳥居や祠を見る事ができます。ここでは風景に神々が宿っています。こうした出雲の暮らし、歴史、文化の寄って立つ大地をご案内をしています。

ガイドについての相談先　島根半島・宍道湖中海（国引き）ジオパーク推進協議会
電話　0852-55-5399　　メール　kunibiki-geopark@city.matsue.lg.jp

ガイド有志で行なった研修の様子です。

 

社☆ガール（美保関ほか）

社☆ガールとは神社ガールズ研究会のことを言います。神社大好き！神話大好き！な女子が集まった団体で、女性がいきいきと活動できることを目的とし、地域の神社や磐座を巡るイベントを毎月開催していま す。島根半島では荒神様など雄大な地形や地質も神々が宿る信仰の対象となっていることもあり、美保関ではジオを交えたガイドも行っています。会員は80人で、そのうち6名がガイド部として活動しています。美保神社鳥居横にある喫茶「クリフネ」も社☆ガールの仲間です。島根県東部の神社を巡るガイドツアーなども受け付けていますので、お気軽に相談ください。

社☆ガールによる美保関のガイド:1グループ 5,000円～
連絡先:松江観光協会 美保関町支部 0852-73-9001

ゑびす様の総本社として縁起の良い鯛のお守りが人気の美保神社。悠久の歴史をつなぐ青石畳の参拝道は『未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選』に認定され港町情緒にあふれています。漁港の定置網の賑やかな市場の声が美保湾に響き、新鮮な魚が上がるとともにイカやカレイの一夜干しなど海の幸に恵まれています。また、ゑびす様が鯛釣りをしたと伝わる沖の御前島が眺望できる白亜の美保関灯台などを地元ガイドがご案内します。

一般社団法人松江観光協会美保関町支部
松江市美保関町美保関661
TEL　0852-73-9001
メール：mihonoseki-k@mable.ne.jp
一般社団法人松江観光協会美保関町支部のホームページ

青石畳み通りの夜景

島根町加賀には、今年で指定九十周年を迎える、国名勝及び天然記念物の加賀潜戸があります。潜戸は地質学的のみならず民俗学的にも、ラフカデイオ・ハーン（小泉八雲）を初めとして多くの人の心を引きつけてきました。また、加賀は天然の良港でもあり帆船時代には凪待ち港として栄え、その名残を桂島や加賀神社に見ることができます。こうした加賀の宝物から学び、価値を再発見して、次の世代にその魅力を伝える活動を目指して、歴史や文化、ジオサイトを学習、ガイドする地域団体です。

松江市島根町加賀５６１－１
TEL 090-4140-1032（事務局長：山田和彦）

見学申込

問い合わせ先

当ジオパークへの旅やツアーをお考えで、どのようなガイドを頼めば良いか迷ったりされた場合は、当ジオパーク事務局に遠慮なくお問い合わせください。
島根半島・宍道湖中海（国引き）ジオパーク推進協議会　事務局
＜松江市役所文化振興課ジオパーク推進室内＞
〒690-8540　島根県松江市末次町86番地
TEL:0852-55-5399
E-mail：kunibiki-geopark@city.matsue.lg.jp