12月3日(月)に美保神社で執り行われる「諸手船神事」を訪ねるバスツアーが開催されました。これは、島根半島四十二浦巡り再発見研究会の主催でした。四十二浦の四十二番の満願神社である福浦の三保神社に参拝して拝殿にある龍の彫り物などを見学しました。美保神社や美保関では青石畳通りや美保関資料館など見学すると同時に、次の2つの講演を聴講するものでした。参加費は5000円でした。バスツアーは24名、講演会は現地での参加もあって31名でした。

現地講座

講師:椿レボリューション 志賀 厚雄 氏

演題「出雲国風土記から読み解く島根半島の藪椿〜椿油の製造を巡って〜」

出雲国風土記にはツバキは海柘榴と書かれていることや、現代に椿油というとドロっとしているが、これは蒸して搾ったもので、志賀さんの行なっているツバキの実をゆっくり搾るとサラッとした油が取れ、油の性質が違っており、そのツバキ油をブランド化して地域産業の発展につなげることなど、とても興味深い話でした。

椿レボリューションはこちらのサイトです。

講師:島根大学ジオパークプロジェクトセンター 副センター長 辻本 彰 氏

演題「大陸分裂と日本海が生まれる頃の大地」

日本列島や島根半島の形成の歴史について、大陸から分裂した2500〜2000万年前ごろの地層が美保関周辺にはたくさん見られる。地蔵崎や才、宇井、法田などでは淡水性のワニやスッポンの化石や汽水のシジミ化石、深海性の有孔虫の化石などが発見されており、大陸分裂の時に大陸の割れ目に淡水の湖、汽水湖、そして海水が流れ込んで海になる過程が見られる。など、美保関地域の地層の特徴についての話でした。

島根大学ジオパークプロジェクトセンターはこちらのサイトです。

辻本氏の講演中に諸手船神事が始まり、講演を中断して諸手船神事を見学して、再び聴講した。写真の踊りは、諸手船神事に先だって行われたホーライエッチャ踊りです。

島根半島四十二浦巡り再発見研究はこちらのサイト。

松江市観光協会美保関支部の諸手船神事についてのサイトはこちら。

美保神社の諸手船神事についてのサイトはこちら。