B地点 牛切層の砂岩・泥岩の互層(砂岩が中心)の露頭

十六島鼻に近い方の崖:砂岩の層が、手前の海側(南側)に傾斜しているのがわかります

砂岩と砂岩の間には、薄い泥岩の層を含んでいます。それで縞模様となって見えています。

砂岩の層理面が海側に向かって傾いています。 砂岩の表面にところどころ白く泥の層が残っていることがあります。

十六島鼻:河下側から写したもの
十六島の地層は十六島湾側(南側)に向けて傾斜しています。

十六島鼻:日本海側から写したもの

しかし、湾の反対側(河下側)にいくと・・・・

河下側から十六島側を写したもの:砂岩の層が、十六島湾の方(北側)に向けて傾斜しています。

十六島湾をはさんで、十六島町(南傾斜)と河下町(北傾斜)は地層の傾きが反対になっています。
これは、十六島湾で地層が褶曲しているためです。あまり広くない十六島湾の中に、褶曲の向斜部分があります。きっと、断層などもおきていると思われます。
鰐淵寺川沿いの石切場の露頭:牛切層の砂岩が十六島湾の方向(北側)に向けて傾斜しています。