ゴルフ場の裏(南側)の露頭です。砂岩の層が広がっていますが、かなり風化が進んでいるのがわかります。

上の写真のさらに東側の露頭です。広い範囲に砂岩が広がっています。

露頭の上部には円礫の層が見られます。第四紀 の堆積層だと思われます。 茶色に風化している表面をけずると、緑色っぽい砂岩が出てきました。大森層の上部(来待層)と同じ色の砂岩です。

カキのからの一部
砂岩の層で見つけた、カキの化石です。砂岩がかたく掘り出すことはできませんでしたが、かなりの大きさのカキです。
大森層上部(来待層)は、デスモスチルスなど、日本でも有名な化石が出てきている地層です。

※斐川町は、布志名層の泥岩や砂岩、大森層の砂岩層など、化石がたくさん出てくる地層が広がっています。工事などで、崖が切り開かれている時、気をつけてみると化石が見つかるかもしれません。