B地点 古浦層の頁岩・泥岩の露頭
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B地点 古浦層の頁岩・泥岩の露頭
A:頁岩の大きな露頭です。細かい頁岩の層が重なっているのがよくわかります。山全体が頁岩からできているようです。
Aの露頭の頁岩の層 薄い層がたくさん重なっているのがわかります。 |
頁岩の層にピソライト(火山豆石)を含む層もありました。頁岩の堆積当時、陸上での火山活動があったことがわかります。 |
B:海側に目を向けると頁岩が少なくなり、白色の凝灰性の泥岩があらわれてくるのがわかります。
Bの□部分を拡大したものです。
頁岩が褶曲しているのがよくわかります。写真の下、右端は流紋岩にかわっています。
写真の上にカーソルを置くと褶曲の様子を示します。
断層もあるので、うまく層がつながらない部分もあります。つまり、それだけ複雑な力を受けたことがわかります。
Bも露頭でもピソライト(火山豆石)が見つかりました。 |
昔の笹子隧道。この山全体が頁岩からできています。 | 本のページのように細かく細かく割れていきます。隧道の近くの露頭です。 |
道路より下に降りた笹子島の先端部分
笹子島の海端には泥岩の層が出ています。笹子島自体は、おもに砂礫の層や礫岩からできています。 泥の層に細かいラミナが発達しているのがよくわかります。泥の色も少し白っぽく見えます。風化をした表面は、さらに白色に近く見えます。 |
褶曲のあるB部分を海側まで降りたところです。黒色の泥岩の層と白っぽい凝灰性の泥の層が見られます。白っぽい層もよく見ると細かいラミナが発達しているのがわかります。また、風化すると茶色っぽくなり一見すると火成岩のようにも見えます。
海岸から露頭Aを含み笹子島隧道へと続く崖です。この辺り一体は古浦層の泥岩が堆積していると考えられます。