E地点 古浦層の頁岩・泥岩と礫岩の露頭

D地点から海へ降りたところです。白っぽい凝灰性の泥の層が続いています。海側に向けて傾いているのがわかります。


頁岩の層が下にあり、その上に凝灰性の泥の層があります。(ここは、B地点と連続している層です)
B地点と同じようにたくさんのノジュールが見られます
細かいラミナが発達し、少し灰色っぽい頁岩が古浦層の特徴です。

表面は白っぽい泥ですが、中は泥の色がわかります。この辺りははちの巣状の風化がたくさん見られました。

海岸から北に目を向けると、泥の層が続いています。海側に向けて傾く頁岩の層です。

頁岩の層です。やはり少し灰色っぽいものです。 この辺りから、少しずつドレライトの転石が見られはじめます。

いくらか黒っぽい泥の層が広がっている場所もあります。(成相寺層?) この辺りには大きな断層などもあり、地質的にかなり複雑な場所と言えそうです。


ドレライトの層(北側)から、古浦層の泥(南側)を写したものです。
ドレライトです。表面の茶色いさびのようなものは、黄鉄鉱のようです

E地点から北を見ると青っぽい(緑っぽい)岩が続いているのがわかります。これは、ドレライトの層です。