主に火の働きでできた地層

朝山~稗原の地形図

地形図の色分けは高さ50メートルごと

朝山~稗原の地質図

主な特徴

朝山や稗原の露頭はおもに大森層(1450万年前~1400万年前)の安山岩やデイサイト(石英安山岩)の溶岩からできています。大森層の堆積当時は浅海や陸上での火山活動が盛んで、安山岩やデイサイトの溶岩がたくさん噴出し、出雲の南部を広くおおいました。デイサイトはとても粘性が高く、出雲の南部には急傾斜の岩山があちこちに見られます。稗原には川合層(1650万年前~1600万年前)の砂岩・礫岩や久利層(1600万年前~1450万年前)の泥岩や層も見られます。