石灰岩は、サンゴ紡錘虫などの死骸が固まってできたものです。主成分は炭酸カルシウムであり、含まれる生物から、熱帯の温かい海で堆積したことがわかります。

フズリナは単細胞の原生動物で有孔虫の一種です。

古生代の石炭紀から二畳紀までの約1億年の間に栄え絶滅しました。そのため、示準化石としても重要な役割を持っています。
殻(から)は、初めは単純な円盤形のものが多かったですが、段々と球形、紡錘形(ラグビーボール型)、円筒形へと変わっていきました。
その形からフズリナは紡錘虫といわれることもあります。
フズリナの殻は石灰質(炭酸カルシウム)からできており、その死骸が集まって堆積したものがフズリナ石灰岩です。

下の写真はフズリナネオシュワゲリナ:Neoshwagerina)です。
米粒のような形(紡錘形)には、よく見ると筋(横向きや同心円状)
が入っているのがわかります。

ネオシュワゲリナを拡大したものです。(中央上のものは、削って中の様子がわかるようにしたものです。)

下の写真はフズリナパラフズリナ ヤベイ:Parahuzurina yabei)です。
下のネオシュワゲリナとほぼ同じ倍率の写真です。こちらの方が、より細長く大粒の米の形(インディカ米?)をしているのが分かります。

下の写真は有孔虫の仲間であるミオジプシナ:Miogypsinaが集まって堆積したものです。
大型有孔虫の一種で、殻は数ミリと大きく成長します。
凸レンズのような外形をしています。暖かい海に住んでいました。