人気のパワースポットでもある

この付近の岩石は、海底火山によって作られた緑色凝灰岩が広く分布する。この海底火山活動によって形成された黒鉱鉱床は銅や石膏が採掘され、かつては地域の主要な産業であった。この神社より奥には金掘り地区の地名や自然銅、野タタラ跡が多い。岩船伝説や鉄器文化伝承のある地として知られる。韓竈神社は地元では「かんかまさん」と呼ばれている。

韓竈神社は鳥居から石段が続く険しい参道です。また、本殿の手前では大岩のおよそ45cmほどの隙間を通り抜ける必要があり、これに対応できる服装や靴などがあると良いでしょう。

神社の歴史等は、出雲観光協会のホームページでも紹介されている。

麓の鳥居の前を流れる谷川を道に沿って100mほど川上に向かうと権現滝がある。

山の麓にある鳥居


権現滝


権現滝

韓竈神社

『出雲国風土記』には韓銍社と記される。当地は唐竈神社の本殿で、東約1㎞ほどの唐川地区に拝殿がある。本殿は、自然石の石段を登り、巨石と巨石の狭い隙間を通り抜けた所にある、巨大な岩陰の下に鎮座する。鳥居の向かいの川沿いには、岩船石や帆柱石と呼ばれる岩がある。祭神とされるスサノオノミコトが新羅から乗ってきた埴土の船が巨石に転化したという、伝承が伝わる。

鰐淵寺

天台宗の古刹。594(推古2)年、智春上人が当地で、推古天皇の眼病治癒を浮浪滝に祈って平癒されたので、天皇の勅願寺として建立されたと伝わる。また、上人が滝周辺で修行中に仏器を滝壺に落としたところ、鰐(わに)が拾い上げてきたので、寺号が付いたという。平安時代には、修験道の場として全国的によく知られており、中世には出雲大社との神仏習合が行われた。所蔵の「壬辰(692)年五月出雲国若倭部臣徳太理為父母奉作菩薩」と台座に刻銘のある銅製観世音菩薩立像は、国の重要文化財である。2016(平成28)年、史跡鰐淵寺境内として国指定史跡となった。紅葉の名所としても知られる。