ジオパーク認定記念シンポジウムの様子
10月14日(日)にくにびきメッセで行いましたジオパーク認定記念シンポジウムの様子をお伝えします。
13時30分から始まった会場は200席がほぼ満席でした。ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
冒頭、松浦会長(松江市長)から、ジオパークに今後も一層力を入れて行きたいとの力強い挨拶で始まりました。続いて、長岡副会長(出雲市長)より日本ジオパークからの認定証の紹介がありました。
また、今年度から始まった「国引きジオブランド商品」の16品目についてブランド認定について古瀬副会長から紹介があり、松浦会長より認定証が認定第1号の大根島でとれたお米と淡水レンズの湧水を使った日本酒「竜渓」について、事業者の大根島研究所に授与されました。名前の竜渓は火山でできた大根島のジオサイトの溶岩トンネルの名前です。
基調講演いただいた首都東京大学の菊池先生からは、今後のジオガイドを中心としたアピールのポイントとして、すばらしい地誌としての出雲国風土記を活かすことや地域資源を組み合わせる動線確保の方法など具体的な助言をいただきました。
続いて、当ジオパークで活動するガイド団体6つと島根大学の合計7つの事例発表がありました。熱心な発表が続き、コメンテーターの菊池先生、竹之内先生、坂之上先生から貴重なコメントをいただき、今後のガイドの活躍を大いに期待させる内容となりました。
会場の外では、さっそく国引きジオブランド認定商品を並べて販売しており、商品への様々な質問も出ていて賑わいました。