鵜が休息する岩礁

島根半島は弓ヶ浜半島沿岸の砂の流れを堰き止め、また中海側と美保湾側の海水交換のための水路として、境水道の形成要因となっている。この地形は、基本的には断層によって形成されたもので、北国倒し(ほっこくだおし)とよばれた保久島(ほっこくじま)や入道礁(地域ではニイダグイとよばれる)は、断層で分断された岩体の一部である。保久島や入道礁は多くの船舶を座礁させた歴史がある。

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〇島根半島エリア(ジオヘリテイジ)

・眺望サイト(アクセスが困難又は容易でないジオサイトについて、眺望し学ぶ地点)

下記の地図は、行けることを意味しておらず、入道礁の方角と位置を示しています。見学場所としては、森山郵便局の西側からになります。

なお、ここから歩いて100mほど、森山郵便局の東側にジオサイトの権現山洞窟があります。

未来の子供たちが現在の私たちと同じように、今の美しい自然環境を利用できるようにするためにも、著しい環境の改変につながるような動植物や岩石等の採取等の自然環境の破壊は厳に慎んでください