10月25日と26日の両日、島根県内に赴任している国際交流員およそ30名がジオパーク体験見学のため松江ビジターセンターを訪れました。

25日は、15時ごろから松江ビジターセンターで当ジオパークの概要を聞き、続いてジオサイト桂島を見学しました。ビジターセンターのジオパーク展示の英語表記もわかりやすかったとのことです。

ガイド役は加賀まるごと博物館の山田さんが行いました。国際交流員のみなさんは日本語が上手で、桂島が溶岩でできていることや岩の中に白メノウがたくさんあることなどに驚いていました。また、みんなで海岸に打ち上げられたガラス片を拾いました。このガラス片は2日目のシーグラス陶芸体験に使うものでしたので、みなさん拾う姿がとても熱心でした。

2日目の26日はシーグラス陶芸体験でした。地元の「こうや電気窯」の石橋さんが粘土を捏ねたり切ったりする姿を興味深そうに見て、次に小さな粘土の板を自分でデザインします。

このデザインされた粘土(陶器)に昨日海辺で拾ったガラス片を置いて窯で焼かれて、国際交流員のみなさんの手元に送られます。仕上がった陶器を、シーグラス陶器と呼びます。

シーグラス陶器について詳しくは、こちらのページの最下段をご覧ください。

なお、この2日目の早朝に希望者4名が加賀漁協の観光定置網に乗船し操舵室のデッキから漁の様子を見学しました。また、加賀漁港での水揚げの様子は活気に溢れるものでした。お土産に活きの良いアジをもらいました。