じてっこう(磁鉄鉱)

Magnetite(マグネタイト)

結晶の形
 形はきれいな正八面体をしたものや結晶がたくさん重なって発達したものがみられます。また、丸みを帯びて球形に近いものもあります。
色は黒色で光沢があり、一つ一つの面には三角形の線が重なり合ってついています。磁石につきます。

たくさんの磁鉄鉱が重なり合っているものも多いです。
三角形の一つの面には、たくさんの同型の筋が刻まれています。

正八面体の形とその光沢ですぐに他の鉱物との区別がつきます。

火山灰から取り出すときには、磁石を使って取り分けるのが早いです。その後、顕微鏡で見ながら選び出すと楽です。

正八面体の一部が欠けているものが多かったです。

磁鉄鉱に輝石がくっついています。
左の写真は、大きく成長した磁鉄鉱です。一辺が5ミリ以上もある正八面体をしています。
(この写真は火山灰に含まれている磁鉄鉱ではありません) ボリビア・ポトシ産です。