出雲市佐田町 佐津目の火山灰/大田市山口町 佐津目の火山灰


地形図の色分けは高さ50メートルごと(ただし1番低い地点が150メートル)
三瓶山にかなり近い佐津目には(三瓶山頂まで約8キロ)たくさんの火山灰が積もっています。紹介する2つの場所とも大きさが1センチ以上もある軽石がたくさん積もっているのがみられます。

佐田町佐津目 神社裏の露頭の火山灰


伊秩神社のうらの火山灰です。左の写真のように白色の大きな軽石や火山ガラスがすぐ目につきます。

火山灰を洗って顕微鏡で見ると軽石、磁鉄鉱、クロウンモが目立ちました。

細いせんいをたばねたように見える火山ガラスがとても多かったです。

軽石の他には磁鉄鉱(左)やとても形のきれいなクロウンモ(上)が多く見つかりました。

大田市 山口町佐津目 道路脇の露頭の火山灰

分校あと近くの露頭です。右の写真からもわかるように白く大きな軽石の粒がたくさん積もっています。

粒の大きな軽石がたくさんあります。中央の軽石には、クロウンモが付着しています。

表面にたくさんの穴があいているのがわかります。の部分には石英が付着していました。