火山ガラス

Volcanic Glass(ボルカニック ガラス)

形の一例(決まった形はありません)

バブルウォールタイプ

ファイバータイプ
一般的に無色透明から白色透明のものが多いです。バブルウォールタイプは電球を割ったようにわん曲した形もので、表面には細かい泡がたくさんついていたり、1~3本の筋やY型の筋がついている場合もあります。ファイバータイプは細いガラス管をたばねてそれをねじったような繊維状のものです。
マグマの液体部分が急に冷やされてできます。

バブルウォールタイプの火山ガラスです。Y型の筋もわかります。このタイプは大規模で激しいガスの放出(発泡)をともなう噴火によって形成されることが多いです。

三瓶火山の火山ガラスはこのような繊維状のファイバータイプのものが多いです。

バブルウォールタイプの火山ガラスでが、上の写真のものに比べてかなり色がついています。

上の写真のものを超音波洗浄にかけたものです。繊維の様子がよりはっきりと分かります。