せきえい(石英)

Quartz(クォーツ)

結晶の形
火山灰中に見られる石英はそろばんの珠のような形で12面体をしており先のとがったきれいな形です。丸みを持ったもの、貝殻状に割れたものなども見られます。
色は無色透明で、とてもすき通って見え、クリスタルガラスのような輝きがあります。 こうした石英は、高温型石英、またはβ-石英と呼ばれ、マグマの中で生じたものです。(1気圧中なら573℃以上で生成されます)

1方向から光を当てて三角形をしている面がわかりやすいようにしました。

少し丸い形になっていますが、透明度のとても高い石英です。
角がとれてまるくなることもありますが、きれいなそろばんの珠のような形が残っているものも多いです。
透明度がとても高いので、一目見ただけで火山灰中の他の鉱物と区別できます。写真よりも、実物の方がずっときれいに光って見えます。