出雲市今市町 一の谷の火山灰


等高線は10mごと、地形図の色分けは高さ50メートルごと
一の谷でみられるおもな三瓶山の火山灰は「今市火山灰」とよばれるものと「木次軽石K3」とよばれるものがあります。
「木次軽石K3」は約4万年前の噴火で積もったものです。(「三瓶池田軽石」に相当すると思います)この火山灰では、高温型石英が美しく、ウンモを多く含み、大型の磁鉄鉱、淡い黄色の軽石などを含みます。

一の谷公園の駐車場付近の露頭からとった火山灰


テニスコートへ行く道の向こう側にある露頭です。

少し白みがかった(味噌カスのように見えます)ところを採取します。

火山灰を洗ってみると高温型の石英が見つかりました。

管理棟うらの道の脇からとった火山灰

管理棟うらの道の脇で、少し白っぽく見えるところ(割ってみると味噌カスのように見えます)を採取しました。

火山灰を洗ってみると高温型の石英クロウンモ磁鉄鉱が見つかりました。

公園駐車場付近(弓道場の裏)の露頭からとった火山灰

かなり風化が進んでおり表面はぼろぼろです。白っぽく見えるような所を集めてみました。

粒は小さいけれども、形のきれいな高温型石英と磁鉄鉱が見つかりました。

小さいけれども形のはっきりした高温型石英がみられます。
(実物は写真よりもよりきれいにみえます)